タイメディカルハーブを考える

タイメディカルハーブを中心に「食」と「健康」を考えます。日本では紹介されていないタイメディカルハーブなども紹介していきます。

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

本当の意味でのデトックス

現代の食生活。わかってはいるけど日々、相当色々な化学薬品を食べ物から取り入れてしまっています。 ・加工食品コンビニ弁当、おにぎり、おでん、インスタント食品、調理パン、冷凍食品、もう、わかってはいますが、ついついめんどくさくて手軽に食べてしま…

ファータライチョン(ファータライジョン)和名:センシンレン(タイの薬草学)

ファータライチョン(ファータライジョン)は日本名、センシンレンと言います。タイだけでなく、インドのアーユルヴェーダ(インド伝統医学)でも、このファータライチョンは使われており、風邪の治療薬として使われてきました。 現在、このファータライチョ…

風邪の予防・治療のハーブ(タイの薬草学)

先日お話したように風邪薬は風邪のウィルスを退治してくれる薬ではなく、体の症状を抑える薬ですので、場合によっては風邪が長引くこともあるわけです。では、風邪をやっつけてくれる薬はなにかというと、一般的には坑ウィルス剤ということになります。 坑ウ…

お医者さんは風邪薬を飲まない

今日はあまりにも有名な、というか当たり前になってきているお話です。だんだん温かくなってシーズンではないかもしれませんが、風邪のお話をしましょう。風邪という「症状」は体の中にウィルスが入って、鼻水や咳、くしゃみ、熱などの11の症状の一つまたは…

日本の伝統医学-漢方薬-

漢方薬(漢方)を中国の伝統医学と思っている人も多いと思います。 間違いです。 漢の方から来た薬草学と考えればおおむね間違いではないのですが、日本では江戸時代に鎖国をしましたので、日本独自の研究が進み、結果的には日本の伝統医学的な形になってい…

脂溶性ビタミンのお話

脂溶性のビタミン、つまり、脂に溶けるビタミンのお話です。ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKです。これらのビタミンは油と一緒に加熱調理すると吸収率が高まるといわれています。水には溶けにくい性質を持っているため、体の中に溜めること…

ビタミンBとビタミンC

先日お話したようにビタミンは13種類です。初級なので簡単に書いていきますが、ビタミンには水に溶けるもの(これを水溶性といいます。)と脂に溶けるもの(これを脂溶性といいます。)があります。それぞれ特徴がありますが、本日は水溶性ビタミンのビタミ…

現代の栄養失調

栄養失調って何が不足している状態だと思いますか? 3大栄養素?炭水化物脂質たんぱく質 ではないのです。 5大栄養素のビタミン・ミネラルが不足したときに栄養失調というものが起こります。いわゆる現代型の栄養失調とでも言いましょうか。ビタミン・ミネラ…

どうして、にんにくが元気の元といわれるのか?

にんにくを食べると元気になるとよく言われますが・・・。どうしてかご存知ですか??? 実は、にんにく自体に「元気」になる成分があるわけではなく、元気になる成分の吸収を高めると考えるとわかりやすいでしょう。 元気になるビタミンと言えばビタミンB…

ウコンはお酒にも効く!(笑)ウコン(カミンチャン)のお話その2

前回ウコン(カミンチャン)のお話をしましたのでその続きをしましょう。先に本日の結論ですが、ウコンはお酒にも効く。ということです。「にも」です。 昨日もお話しましたが、ウコン(カミンチャン)はタイでは基本、胃薬です。これはほとんど機序が解明さ…

「ウコンは効かない」の記事について

先日、「ウコンは効かない」という記事がネットで広まりました。 健康食品「ウコン」(ターメリック)には薬効はないことが判明 - GIGAZINE タイ伝統医学(ペートペンタイ)においてウコン(タイ語では、カミンチャンといいます。)は言わば万能薬で、体調が悪…

男の元気クラチャイダム(カチャイダム)のまじめなお話

先日CS放送を観ていたら、クラチャイダム(カチャイダム)が出ていたのでこのお話にしようと思います。 日本語とタイ語の発音の差異でどうしてもタイ語をカタカナに直すと複数の表記の可能性になってしまうのですが、クラチャイダム(カチャイダム)どちら…

青汁の謎

日本人はサプリメントが大好きです。その先駆けとも言える青汁の謎を少しお話しようと思います。青汁飲料というカテゴリができるくらい青汁は日本の文化になっちゃって、最近の流行では、青汁に乳酸菌が入っていたりします。 さて、この青汁、大体粉末状のも…