タイの薬草学 その5<臨床実験というか人体実験>
2200年以上前から人体実験を繰り返してきて現在に至るメディカルハーブ(
笑)がタイハーブなのですが、平気で現在も人体実験を繰り返しています!(笑2)
有名なのがアパイブーベ病院です。
ハーブ製品の商売もやっているので当然ハーブを売りにしているわけですが、まぁ、世に出ぬハーブの実験を繰り返しているようです。
いや、少し、言い過ぎました。アパイブーベだけではありません。タイの様々な病院でハーブが使用され、「論文」が出ています。<論文が出されているハーブに関しては問題なく「安全」ということです。通常は動物実験→人体実験となりますが、タイでは、いきなり人体実験をやっちゃいます!>
3つほどその論文を・・・
ランチューというデトックスハーブ(重金属やトランスファット、農薬など200種類以上の毒を排出・無毒化してくれる)として有名なタイハーブ
その1
タイではカブトガニのたまごを食べます。カブトガニのたまごにはまれにテトロドトキシン(ふぐと同じ毒)という毒があるものがあります。この毒の中毒患者にランチューエキス(要はランチューのお茶)を飲ませたところ、中毒症状が治り回復した。という論文。
その2
麻薬中毒患者にランチューエキスを飲ませて経過観察をしたところ、いわゆる禁断症状が軽減された。
その3
アルコール中毒患者にランチューエキスを飲ませて経過を観察した。血中のアルコール濃度の減少だけでなく、生体反応の向上も見られた。
とまぁ、様々な医学論文が発表されています。(もちろんタイ語です。)
笑い話のように書きましたが、タイ王国では、これだけ真面目に学問としてタイハーブが研究されているということです。日本人が疲れているときには「ファイト一発!」を思い出すように、タイ人はタイハーブを思い出すような文化だと言うことです。(ちなみにレッドブルは元々タイ発祥ですが、本件とは一切関係がありません。。。)